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検査 Archive

内視鏡を使った胆石症の検査

内視鏡を使った検査方法は開腹を行わないため身体への負担もそれほどかかりません。

内視鏡にはカメラだけでなく様々な器具を装着して検査をすることがあります。
ポリープの切除をしたり、止血、粘膜の切除や異物除去、異物粉砕、ステント挿入などがあります。
胆石症の治療に使われる器具はバルーン、バスケット型かんし、小型の衝撃波を出す装置などです。

管内胆管や総胆管に胆石がある場合の内視鏡を使った治療法は、口から十二指腸まで内視鏡を挿入して
胆石が大きい場合には電気メスなどで出口になる部分を広げて、胆石が十二指腸を通れるようにして取り出す方法、胆石の大きさがほどほどの場合にはバルーンカルテルという器具を入れて胆石を掻き出す方法などがあります。

また胆石が大きいと、管に詰まってしまうため自然に出てくる事は困難なので、
内視鏡に結石を砕く器具を装着し、中で結石を砕きます。
この砕く方法にも種類があり、衝撃波を当てて砕く方法、レーザーを照射する方法、握りつぶすように器具で粉砕する方法などがあります。

今最も多く行われている治療法はバスケットかん子という器具を使って胆石を砕きます。

いずれにせよ内視鏡を使った胆石症の治療は開腹手術に比べて回復も早いため入院期間も短いです。



激しい痛みが出てしまった時の胆石症の治療法

胆石症の特徴として、激しい痛みを伴う事が多いものなのですが、
すでに激しい痛みが出てしまった時には、治療よりも先に痛みを抑える方法をとられます。

胆石が詰まる事によっておこる激しい痛みには鎮痙剤という筋肉の痙攣を沈める薬を使用します。
点滴で投与される事が多いのですが、この薬には物が見えにくくなる、心臓がドキドキする、
まぶしくなる、前立腺肥大や緑内障を悪化させるなどの副作用があるといわれています。

心臓に疾患を持っている人や、前立腺肥大・緑内障などの病気にかかった事がある人は
医師に伝えなければいけません。

そして鎮痙剤でも痛みが治まらない時は鎮痛剤が投与されますが、
胆管や胆のうで感染症をおこしている時は感染の拡大を防ぐために抗生剤の投与もされます。

激しい痛みが落ち着くまで1~2日くらいは入院する事が多いのですが、
痛みが治まれば胆石症についての治療法を考えていくという事になります。
痛みがひどいうちは食事もままなりませんので、栄養も点滴で行う事があります。

鎮痙剤は痛みが治まってもすぐに投与をやめずに少し続く場合があります。

胆石症の検査内容

胆石症は急激な痛みを伴い、病院に行く事が多いのですが、
胆石症が疑わしい時に行う検査内容についてです。

まず行うのは血液検査ですが、これは胆管や胆のうに炎症がおきていないか、
肝機能に異常がないかをこの検査で行います。
炎症反応とビリルビンの検査も行います。

そして超音波検査も行います。
胆石症の中の胆のう結石であればこの超音波検査で100%の確立で小さな結石も見つけることが出来ます。
75%程度と確立は少し落ちますが、総胆管結石もこの超音波検査で見つけることが出来ます。

この超音波検査では大体の胆石症の種類、結石の数や大きさなど、他にも炎症はないか、
癌ではないかを見つけることが出来るとても優れた検査方法です。

そして精密検査になるとCTを利用した検査になります。
CTを利用する事で結石の状態が分かるだけではなく、癌かどうかも見ることが出来ます。
胆のうに結石ができている場合、癌細胞が隠れている事もありますが、CT検査ではこれらも明確になります。

内視鏡的逆行性胆管膵管造影法(ERCP)という検査方法もあります。
総胆管に結石がある場合、超音波検査にプラスして検査する事でよりはっきりと分かります。
内視鏡を十二指腸まで入れてから、造影剤で撮影するという検査法です。

磁気共鳴胆管膵管撮影法(MRCP)というのもあります。
造影剤を使わない胆道の撮影法です。

超音波内視鏡検査という口から内視鏡を入れて検査するEUSという検査方法もあります。


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